地球にやさしい

白い猫がいる!と思って、ニャーンって話しかけていたんですが、なにか妙なんです。

よく見たら猫じゃなくて、ビニール袋だったんですよね・・・。よく聞く話ですが、まさか自分がやるとは思っていなかったので恥ずかしかったです。



こういうのって、周りにいる人たちが笑ってくれればまだ救いがあるんですが、誰も何も言ってくれないわけですよ。なんだよ都会は冷たいな・・・と思って立ち上がろうとしたんですが、妙なんです。

よく見たら、周りにると思っていたものは皆人じゃなくて、ビニール袋だったんですよね・・・。よく聞く話ですが、まさか自分がやるとは思っていなかったので恥ずかしかったです。



それでここまでくると、もう、ネタにしないともったいないなと思って、友人と電話をしているときにこの話題を出したんですよ。でも全然反応してくれなかったんです。なんだ面白くなかったかと思ったんですが、妙なんです。

よく見たら、電話の相手は友人じゃなくて、ビニール袋だったんですよね・・・。画面にビニール袋(通話中)と表示されていました。履歴にも電話帳にもビニール袋の番号が残っていて、恥ずかしかったです。



もういい加減嫌になってきて、帰ろうと思って駅のホームで列に並んでいたんですが、また妙なんです。とっくに電車は来ていて、乗客も降りてきているのに、前の人たちは乗りこまないどころか全然動かないんですよ。

なんなんだこの人たちは、スマホ見てて気づいてないのかな?と思ったんですが、よく見たら、彼らが見てるのはスマホじゃなくて、ビニール袋だったんですよね・・・。

あと来たと思っていたのも電車じゃなくてビニール袋だったんですよね・・・。降りてきた人たち何なんだよ・・・。





だけどまあ、こんな日もあるんですよ。日々生きていたら、全部がビニール袋になる日だって、ないとは言えませんからね。もう今日はそういう日だったんだとあきらめて、さっき夕食を買いにスーパーに出かけたんですが、レジをたって、買ったものの入ったビニール袋を持って帰ろうとしたら、妙なんです。

なんだかふわふわしているし、暖かいし、ニャーニャーいう声がするんですよ。周りにいる人たちも、こっちを見てクスクス笑っているんです。

それで、えっこれはまさか?と思いながら歩いていたら、昼に電話したかった友人とばったり会いまして。お前それ何持ってんの?なんて聞いてくるわけですよ。ぼくとしてはビニール袋を持っているつもりでしたが、今日一日のことがあるし、その時もまだニャーニャーという鳴き声も止まないでいるわけです。

それでよく見たら、ぼくが持っていたのはビニール袋じゃなくて、







電車だったんですよね・・・。
関連記事

氷天下

ちかごろずっと寒いですね。聞いた話によるとこれバグらしいですよ。変数を使いまわしていたせいで、人類滅亡までの残り年数だったかな?なんかそんな変な値が気温のところに入っちゃったそうです。ぼくの友達に、いとこが地球の幹部だっていう宇宙人の人がいるんですが、その人に聞いたんで間違いないですよ。
関連記事

レンダリング

「おいふざけるな、なんで、そんな押さないといけないんだ!」

コンビニで、ぼくがレジに並んでいると、前方で支払いをしていたおじいさんが声を荒げました。

「そういう決まりになっていまして・・・。押していただけないと、お酒は売れないんです」

店員さんも困惑しています。このシステムが導入されてからもう随分経つのに、年齢確認で怒る人というのはまだいるんだなあ・・・。
そんな風に考えていると、彼はとうとう怒り出し、何も買わずに帰ってしまいました。

ぼくの番になり、ぼくが支払いを済ませようとしていると、店員さんが気まずそうに、すみません、年齢確認なんですが・・・と切り出しました。あんなに怒らなくてもいいよな、と店員さんを気の毒に思い、快く返事をすると、彼の顔がぱあっと明るくなり、言いました。

「ではこちらのタッチパネルを、歳の数だけ押してください」
関連記事

謎を呼ぶ

近頃はどうも体調がすぐれず、文章を書くのがつらかったために、即興なぞなぞパーティーと洒落こんでいたわけですがいかがでしたでしょうか?

まあまあ楽しかったんですが、困ったことに、毎日ブログになぞなぞばっかり書いていたせいか、なぞなぞマンに見つかってしまったらしいんですよね。最近毎晩家のチャイムが鳴りやまないでいるし、視界の隅にちらちらと、全身白塗りの人間が見える気もするんです。なぞなぞマンなんていうのは都市伝説だと思っていましたが、実在するんですね・・・。

もしもこのブログの更新が突如途絶えたら、そのときはぼくが捕まってなぞなぞにされてしまった時だと思って下さい。
関連記事

なんの商品かわからないレビュー

★★★☆☆ 口から脱脂綿が湧いてしまいます

10年間使い続けていた腕時計がとうとう壊れてしまったので、そのかわりの交通手段が必要になり購入しました。まだ使い始めたばかりですが、前のものに比べて煙も少なく、使い勝手はよいです。電源を入れると無数のちいさいマニ車がクルクル回るのがかわいらしいですね。個体差なのかもしれませんが、他のレビューで書かれているような色落ち・色移り・色恋沙汰もいまのところ見られず、気に入って使用しています。
音質は高音がやや物足りないものの重低音がひどく強調されており、体の内側から響いてくるような圧のあるサウンドです。何度か吐きました。コウモリやイルカが寄ってくるので、人間には知覚できないだけで高音も鳴っていないわけではないようです。

欠点としては、近隣の生態系にあまり良い影響がないというところでしょうか。私の場合も購入して三日ほどで近隣の里山が荒れ果て、川は黒く淀み、見たこともない虫が這いまわるようになってしまいました。そういった点が気にならない人にオススメです。どうしても許せないという方は、少し高いですが別メーカーから発売しているフェルト製のUSBガマガエルのほうをが良いと思われます。



・3人中395億3602万6097人が、このレビューを告訴しています。
関連記事

筆致ハイカー2

これはタクシーの運転手のAさんが体験したという、本当にあった嘘の話です。





その日は夏の終わりで、じめじめとして気持ちの悪い日だったそうです。深夜、人気のない暗い山道を走っているとき、Aさんは、タクシーを呼び止める一人の女性がいるのに気が付きました。その人は真っ白い服を着ていて、俯いた顔は長い髪に隠れて見えませんでした。

こんな時間のこんな場所にお客さんなんて変だな、おかしいな、と思ったそうですが、素通りするわけにもいきません。タクシーを停めて、その白い服の女性を乗せたんだそうです。

「どちらまで行かれますか」

そう尋ね終わらないうちに、女性は消え入りそうな声で、ぼそぼそと答えました。

「B霊園まで・・・」

B霊園は、この山の中腹にある古い墓地です。夜中に墓地に行くなんて、Aさんはいよいよ薄気味悪く感じはじめましたが、さすがはプロといったところでしょうか、お客のことを詮索するのも野暮だと感じ、何も言わずに車を走らせたのだそうです。



B霊園につくまであと少しというところで、Aさんは目を疑ったといいます。路肩にまた誰かがいるのです。そう、それは、ずっと後ろの席に乗せていたはずの女性でした。俯いた顔は長い髪に隠れて見えませんでしたが、はっきりこちらを見据えているのがわかります。

どうして?まだ降ろしていないのに?・・・さまざまな考えがAさんの頭の中を駆け巡りましたが、何が起こっているのかまるで見当がつきません。そこで、恐る恐る後部座席を確認すると・・・



驚いたことに、先ほどの女性はちゃんとまだ乗っていました。





「相席ですがかまいませんか」

Aさんはタクシーを停めるとそう言い、新しいほうの人もまた乗せたんだそうです。その人は消え入りそうな声で、ぼそぼそと

「C霊園まで・・・」

と言い終わらないうちに、最初に乗ってきたほうの女性と目が合い「は???」と言いながらのけぞっていたそうです。元々乗っていた彼女も明らかに動揺しているらしく、さっきまであれほど無口だったのに「え?あれ?うそ、あれこれ私?なんで?えっ待って一回待ってなにこれ・・・」などと小声でぶつぶつ言っているのが聞こえたといいます。

Aさんはいよいよ薄気味悪く感じはじめましたが、さすがはプロといったところでしょうか、お客のことを詮索するのも野暮だと感じ、何も言わずに車を走らせたのだそうです。



B霊園につくまであと少しというところで、Aさんは三度目を疑ったといいます。路肩にまた彼女がいるのです。後部座席のふたりも、目を丸くして顔を見合わせていました。しかし3人目ともなると怖さも薄れ、Aさんはだんだん面白くなってきたそうです。





128人に達したあたりで一旦切り上げたそうですが、こんど球団ができ、来シーズンから地元の独立リーグに参加することになったとのです。ぜひ応援してくださいね。
関連記事

無題

これは嘘なんですが、イノシシの子供のことをうりぼうというのは little boar が訛ったものだそうです。
関連記事