袖振れないも多少の円

@昨日見た夢

 「一円硬貨原器」というキログラム原器のお金版みたいなやつが発見される。それはレコードくらいの大きさの一円玉で、すべての硬貨の雛型になったものだという。

 一円分の価値に対するアルミ含有量の基準となるもので、本来ならばすべての硬貨はこれを基に製造されるはずであった。ところが、いつのまにか原器が紛失してしまっていたために、時を経てだんだんちいさくなり、もはや現在、原型をとどめていない円硬貨ばかりが流通しているのだという。

 今までは問題なかったが、本物の原器が発見された以上、それと乖離した現在のちいさい硬貨はすべて価値がなくなる、とニュースでやっていた。



 ぼくはそれを見ながら、「現金原器」のほうが韻を踏んでいていいのになと思っていた。
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